実際のインプラント症例

一柳歯科医院では21年前からインプラント治療に取り組んでいます。その中からいくつかの症例を紹介いたします。

インプラント埋入の事例 1

検査したところ、骨は丈夫だったので、インプラントにより機能回復を図ることにしました。このような症例の場合、保険診療ですと、部分入れ歯かブリッジにより治療することになります。*その場合のメリットデメリットはこちらをご覧ください。⇒

2本歯がありません。
2本インプラントを埋入しました。
手術直後の写真です。
術後3ヵ月経過しました。
安定してきたので、
この上に被せものをかぶせます。

インプラント埋入の事例 2

磁石付入れ歯を、インプラントと併用した症例です。インプラントを埋入し、その上に磁石を埋め込んでいます。入れ歯にも磁石がついているので、しっかり固定されます。通常の入れ歯に比べるとしっかり噛むことができます。また、歯のないところすべてにインプラントを埋め込む症例に比べると安価です。

入れ歯に磁石を埋め込んでいます。
インプラントを埋入し、その上に磁石を取り付けてあります。
反対側にもインプラントを打ち込み、磁石を取り付けてあります。
磁石の力で義歯とインプラントがしっかりくっつきます。
この患者さんの場合、20年使用していただいています。

インプラント埋入の事例 3

上の臼歯部に骨を増やしてインプラントを埋入した症例です。 歯を支える骨の厚みが薄い場合、インプラントを埋入することができません。*入れ歯にするとしても、骨が薄いと入歯が安定しません。そこで、手術により骨の厚くして、インプラントを埋入するケースがあります。その中で、上あごの骨を増やし、インプラントを埋入した症例です。

上顎の空洞(サイナス)に人工骨を入れて骨を厚くしてあります。その後、インプラントを2本埋入してあります。
口腔内の写真です。
インプラントの上にメタルボンド冠をかぶせてあります。

インプラント埋入の事例 4

上の奥歯のインプラントの症例です。

12~13年経過している症例です。
経年変化で、歯ぐきが下がって、インプラントの頭が少し見えてきています。 しかし、まだ充分使用していただいています。

インプラント埋入の事例 5

左上の奥歯のインプラントの症例です。

左上の奥歯がありません。
インプラント埋入後、定着をよくするために、歯ぐきの手術をしました。
 
その後かぶせものをして快適に使用していただいております。

インプラント埋入の事例 6

82歳の女性の症例です。
患者さんの希望は「上の入れ歯をできるだけ小さくしたい」ということでした。
インプラントと入れ歯を組み合わせると、入れ歯だけの場合と比較して入れ歯を小さく作ることができます。
インプラントを2本埋入して入れ歯を固定します。
2本では少し不安定になるかとも思いましたが、下の方も抜けてしまった歯が多く、かむ力が弱かったので2本で対応することができております。

上顎に2本インプラントを埋入しました。
上顎用の入れ歯です。インプラントに装着できるようになっています。