歯周病の治療

一柳歯科医院院長は歯周病専門医です。

当院は特に歯周病を中心にして皆様のお役に立てればと考えています。

歯周病とは

歯周病は殆ど自覚症状なしに進行し、気付いた時には抜歯に至ることが多い厄介な病気です。その成因は簡単に言えばお口の中のバイ菌と食べカスが歯の周りにくっついて起きる病気です。歯が全て無くなればかからない病気ですが、歯がある限り、かかる可能性のある病気です。
ですから、ずーっと気にかけてお手入れをしていただきたい病気なのです。

歯周病と全身疾患

いやー、多少噛めないくらいで生き死にには関係ないだろうと思われる方も多いでしょう。 実は最近、全身疾患にも関係してくる病気だという事が判ってきました。特に糖尿病との関係が深いのです。合併症としても認知されました。愛知県歯科医師会でも愛知県医師会と共同でその治療を開始し始めました。当院でもその連携開始に微力を尽くしてきました。しかし糖尿病だけでなく、さまざまな疾患に関係している事も判ってきたのです。
色々な病気を悪くさせる陰のフィクサーの役割を演じているようです。
想像してみてください。人間の体はお口からお尻まで一本の管でつながっています。
入口であるお口でバイ菌がたくさん繁殖しそのまま飲み込めば、全身に運ばれる事にもなるのです。こわいですね。でも、安心して下さい。一本の管ならばその入口で全身に入らないようにしてやればいいのです。
入口はどこですか?そうですね、お口です。そしてお口には外から手が入りますね。
予防方法は簡単です。毎日の歯ブラシと定期的なお掃除だけです。実に簡単なんですよ。それで90%の歯周病の進行は防げるのです。
ただ、少しだけちょっと根気と磨き方のコツが必要です。簡単だけれどこのちょっとした磨き方の工夫と根気が要るので多くの皆さんがこの病気からなかなか抜け出せられないんです。普通はそれだけなんです。 色々書きましたが当院のモットーは、 「今ある歯はなるべく削らず、抜かず自然のままで使えるだけ使っていただく。」そして、「歯の事は普段考えなくてもいい、そんな健やかな人生を送っていただくお手伝いをしたい。」という事です。 さぁ、当院で元気のもと、健康で良く噛めるお口作りを始めましょう。
歯周病治療につてより詳しい知っていただくためのサイトを作りました。

あわせてご覧ください。

歯周病のサイトはこちら

*新しいページが開きます。

 

歯周病と口臭

口臭は自分では余り感じないことが多いのですが最近では日常生活を送る上で「目に見えない美点」を妨げるものとして注意されてきています。120名のご夫婦に聞いたところ約50%の人が口臭が気になる、そして妻のほうの80%が「夫の口は臭い」と感じたことがある、と答えてみえる調査もあります。
口臭の予防としてケアグッズ、「ガム」「タブレット」「キャンディ」等を常に持っていると答えられる方々も多いです。しかしこれらの食品、菓子類では香りで臭いをごまかすだけで、根本的な解決には至りません。根本的な原因として「胃が悪いから」、「食べ物のせい」とか思ってみえませんか?ゲップの時以外胃からの臭いは上がってきません。
全身的な病気で口臭のある方もみえますが、その割合はごくわずかで殆どが歯周病やお口の汚れが原因で口臭が起きるのです。

においの元は?

お口のにおいの元は細菌が私たちの口に残る汚れのうちアミノ酸を材料にして揮発性硫黄化合物(VSC)を作ることで発生します。 歯周病患者さんのお口の中には空気が嫌いなバイ菌が多く「歯周ポケット」と言ってバイ菌の深いすみかとバイ菌と戦って敗れ去った白血球とかリンパ球の死骸が溜まっているところがあります。そこから口臭の原因になるVSCが発生するのです。

ではどうしたら臭いを元から断てれるのでしょうか? 殆どは歯周病予防と同じことをしていただければよいのです。方法はいろいろありますがセルフケアとしては歯磨きと唾液をよく出せる状態を作ることです。

口臭予防のためのセルフケア
1. 適度な歯磨き

一日に何度も歯磨きされる方もありますが歯磨き剤には界面活性剤とかアルコールが入っていて粘膜細胞活性を低 下させる物もありますのでご注意下さい。 歯磨きを何度もしてみえても奥歯まで歯ブラシが届いていなかったり、何度もしているからと言って夜時間をかけない方も多いです。

2.適度な水分摂取

なるべくなら水が好ましい。 お茶は大量摂取すると唾液の出が悪くなることがあります。

3.よく噛んで食べる。

ゆっくりと一口30回は咀嚼して体の栄養分になるようにしましょう。 これらからお口の汚れを洗い流してくれる新鮮な唾液が作られるのです。たまに舌が汚いと、始終舌ブラシをされる方がありますがこれは舌を傷つけるばかりなので禁忌。どうしてもしたかったら夜寝る前に軽く1,2回にしましょう。

そして菌を無くすよう歯周病の治療もしっかりしましょう。

当院では必要と思える方、又希望される方々には口臭測定機で口臭を測るようにしています。 例え始めはその数字が高くても歯周治療が終了する頃、ホームケアを実行できるようになられた頃には数字も下がり笑顔でお家に帰っていただけるようになります。そしてその状態を保てるよう定期的なプロフェッショナルケアで口臭退治のお手伝いさせていただいています。

江南市の歯科一柳歯科医院は歯周病治療に力を入れています。